いつも当院のブロブをご覧頂きありがとうございます。
当院は長崎県佐世保市で、「漢方薬店・鍼灸院」を運営しております。ミッションとしては地域に頼られる「医療・健康・美容のかかりつけ漢方鍼灸院」を目指しております。その中でも専門として力を入れているのは「不妊治療」です。現在では、結婚後なかなか子供が授からない方や病院に通院しながら、一般不妊治療(タイミング法、人工授精)や高度不妊治療(体外受精、顕微授精)を受けているが妊娠に至らない方が、当院の不妊治療(鍼灸、漢方、食事指導、カウンセリング)を目的に多くご来院されます。
臨床をする中でとても感じるのが、医療は国民に平等に提供されるのが基本原理ですが、地方在住の方は治療の選択肢が限られるという事です。適切な時期に適切な治療が行われないのは、患者様にとって不利益です。
特に最近、着床障害や反復流産などの不育症で悩まれている方が多くいらっしゃいます。
多くの原因は、受精卵側の染色体の問題ではありますが、数回移植に失敗した方には、子宮鏡検査やELLA(子宮内膜着床能)、EMMA(子宮内膜マイクロバイオーム)、ALICE(感染性慢性子宮内膜炎)検査などの子宮側の検査を受けるよう勧めています。
最近の研究で子宮内の環境(子宮内フローラ)が「妊娠率や着床率、妊娠継続率、出産成功率」に影響があることがわかってきました。
従来、子宮内は無菌状態と考えられていましたが、近年、次世代シーケンサーを用いた遺伝子解析により、子宮内にも細菌叢が存在することがわかって来ました。子宮内は乳酸菌の一種であるラクトバチルスの割合が90%以上の状態が好ましいとされています。しかし、このラクトバチルスが少ない状態ですと、免疫抑制できず授精や着床を妨げる可能性があります。「細菌性腟症」や「子宮内膜炎」の原因にもなるともいわれています。
しかし、地方の不妊治療専門クリニックでは、設備や人材など様々な要因もあり、子宮側の状態を検査できるところが、少ないのが現状です。
子宮内フローラを検査するには、都心まで行かないと診てもらえず、患者様にとってより精神的、肉体的、経済的、社会的に負担が掛かっております。
当院としても少しでも患者様の抱える不安や負担を減らしたいと思っていたところ、株式会社ファミワンさまがご提供されている、手軽に自分自身で検査できる「子宮内フローラCHECK KIT」の存在を知りました。
自宅で採取した検体は、不妊治療の最先端の医療検査機関(Varinos株式会社)で、解析を実施するため安心して患者様にもご提供できると思いました。Varinos株式会社さまが、独自開発した「子宮内フローラ検査」は、次世代シーケンサーを用いた細菌叢解析技術を、臨床検査項目として世界で初めて実用化され、全国の不妊治療専門クリニックで導入され、すでに日本人女性12000人の検体解析実績があり、衛生検査所として認められ登録されております。
誰でも簡単に客観的なフローラの状態を把握でき、善玉菌(ラクトバチルス菌)や悪玉菌(ガルドレナ菌)などの割合を知れることで、患者様も安心して今後の治療に専念できるきっかけになるのではないかと思います。
全国で先駆けて薬店・鍼灸院で、子宮内フローラ検査サービスを開始します!
はり灸大丸健康院/鍼薬健美堂
×
生殖医療を専門とするかかりつけ漢方鍼灸院の医療サービスを提供する株式会社エクシド大丸(代表取締役:藤巻光史 http://89-daimaru.com/)は、LINEを活用した妊活コンシェルジュサービスを提供する株式会社ファミワン(本社:東京都渋谷区、代表取締役:石川勇介https://lp.famione.com/)とパートナーシップを結ぶことが決定しました。
株式会社ファミワンは、不妊症看護認定看護師、臨床心理士、胚培養士、助産師、不妊ピア・カウンセラーなど妊活の専門家が、LINEを使って相談や、アドバイス、情報を提供しています。
当院では、患者様一人ひとりに正しい情報提供や治療するには限りがあり悩んでいたところ、株式会社ファミワン様が提供されている妊活に特化したLINEなどのDXを用いたサポートは、患者インサイトに寄り添える心強いプラットフォームだと感銘を受けました。
当院が目指す「地方の医療格差を少しでも無くす!」の取り組みの一環として、「子宮内フローラCHECK KIT」を、全国に先駆けて取り扱うことが決定しました!
子宮内フローラCHECK KITは、自宅で腟内検体を採取し、専門機関(Varinos株式会社)で医療機関向けの検査と同等の解析を実施します。腟内の状態から、子宮内フローラの状態を予測することができる、セルフ検査キットです。
これから妊活を始める方も、妊活・治療を頑張っていらっしゃる方も
ご自身の子宮内フローラを知ることが
効率的な妊活、適切な治療への近道に繋がるかもしれません
<子宮内フローラCHECK KIT使い方>
1
当院でキットを購入。
※検体採取は月経中と月経後3日間は避けてください。排卵日あたりの採取がおすすめです。
2
パッケージから保存容器を取り出し、パッケージ内の黒いウレタンの中央に保存液を差し込み、立たせてから蓋を開けます。使用するまで清潔に保ってください。
3
スワブを持ち手の方から取り出します。中央の線より上には触れないようにします。
4
利き手にスワブを持ち、腟口を静かに開きます。腟内にスワブを真っ直ぐに3〜5cmほど挿入します。痛みがある場合は、仰向けの体勢で採取をしてみてください。
5
スワブを腟壁に沿って円を描くように20秒間動かします。腟内からスワブを慎重に取り出します。
6
スワブの先端が他に触れないよう保存容器に入れます。
スワブの中央の線を保存容器のへりに押し当てて折ります。
7
検体ラベルに『採取日』を記入し、保存容器へ貼り付けます。保存容器をチャック付き袋に入れ、検体返信用ボックスへ入れます。
※保存液は横になっても問題ございません。
8
クッション封筒に返送用ボックスを入れ、ポストに投函します。
※検体はキット到着から1か月以内に解析機関へ届くよう投函をお願いいたします。
※検体採取日から4週間以内でないと解析ができないため、検体採取後は速やかに送付ください。
※検体がVarinos社へ到着後約4週間程度でファミワンより、患者様へ検査結果のデータ(PDF)でお送りいたします。検査結果が理解できない場合は、当院が分かりやすくご説明をし、今後どのように子宮環境をととのえていくかをサポート致します。
長崎県民の方には朗報!
この機会にご活用されてみてはいかがでしょうか。
当院の所在地である長崎県は、未来を創る子どもを育てるためさまざまな取り組みをしております。サポート事業として、不妊治療、不育症、夫婦間のコミュニケーション、不妊治療と仕事との両立、医療機関情報、妊活の具体的な方法などあらゆる悩みに関する情報提供を行っております。
長崎県は2021年11月に全国で先駆けて、ファミワンさまの妊活に特化した「妊活LINEサポート事業」を導入しております。
長崎県民の方は、LINEによる相談や電話相談を「3回まで」無料で利用できます。不妊症看護認定看護師や臨床心理士、胚培養士などの専門家チームがアドバイスをします。
また当院で「子宮内フローラCHECK KIT」」を購入して頂いた方の特典として、「ファミワンプレミアムプラン」が1か月間無料となり、LINEや電話での相談が何度でも無料で利用することができるので、長崎県民の方はとてもお得なサービスとなっております。
総括
最後までご覧頂きありがとうございます。この度ファミワン様とパートナーシップを結ぶことができ、全国で先駆けて「子宮内フローラCHECK KIT」」を導入することができました。ファミワンさまのLINEなどのDXを用いたサポートと臨床のリアルな現場でサポートする鍼灸院が連携することで、患者インサイトに寄り添えるプラットフォームができると確信しております。
<こんな方にお勧め>
- 治療しているけど、なかなか着床しない
- 反復流産の経験がある
- 早産の経験がある
- 今通っている病院では、子宮内フローラの検査ができない
- 病院で行っている子宮内フローラ検査代(約5~6万程度)が高額なため、もっと気軽に検査を受けたい(※子宮内フローラCHECK KIT:26,000円)
- 効率的に妊活したい!
- 病院に行く時間がない!
- 妊活で、新しい事を試したい
- 移植までに子宮環境をととのえたい
- 残りの大切な胚(凍結受精卵)を受け入れるまでに、出来ることをしたい!
先行予約販売を開始します!
詳細は当院までお問い合わせください。
株式会社ファミワン
妊活コンシェルジュ「ファミワン」(https://lp.famione.com/ )は、妊活に取り組むすべての方を支える、LINEを活用したパーソナルサポートサービスです。不妊症看護認定看護師や臨床心理士、培養士など、多くの専門家によるアドバイスを受けることができ、妊活を意識し始めたばかりのタイミングから、病院選びや治療中までのあらゆる過程をサポートしています。
Varinos株式会社
診断や治療方針の決定にゲノム情報を利用する、ゲノム医療の実現化を目指した企業です。他国から遅れをとっている日本のゲノム検査業界をけん引すべく、本格的なゲノム解析が実施できる衛生検査所として、精度管理を徹底しながら次世代シークエンサーを使った新しい検査サービスを医療機関に提供しています。子宮内フローラ検査を世界で初めて実用化し、直近では日本産科婦人科学会が主導するPGT-A多施設特別臨床研究に解析機関として参加しています。最新のゲノム検査を世の中に提供することで日本のゲノム医療の活性化を図り、医療の現場でゲノム検査がもっと身近なものになる社会の実現を目指しています。