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今回の内容は「子宮頸部と卵管のトラブル」についてお話していきます。
意外と知らない、聞きづらい、今更聞けない「将来の妊娠に整理しておきたい正しい情報」についてわかりやすく解説していきます。
卵管は左右に2本あり、子宮と卵巣の間の通り道になっており、子宮内に射精された精子と排卵によって卵管采にキャッチされた卵子の出会いの場になっています。卵管の中で最も受精する場所を卵管膨大部といいます。
今回は、子宮頸部と卵管で起こるトラブルについてご紹介します。
①卵管がふさがっている
(卵管閉塞、卵管水腫、癒着)
卵管の一部が完全に詰まった卵管閉塞(らんかんへいそく)は、精子や卵子、受精卵が通ることができません。
卵管采が炎症や癒着を起こし、水やうみがたまる卵管水腫(らんかんすいしゅ)は、ピックアップ障害の原因にもなります。
《対処法》
卵管閉塞は開通させる手術や体外受精をします。
②精子が攻撃されて動けなくなる
女性の体が精子を異物とみなして、自分の体に抗精子抗体(こうせいしこうたい)をつくるトラブル。
頸管粘液や卵管液の抗精子抗体に精子がブロックされ、通過できなくなったり受精を妨げることもあります。
《対処法》
有力な治療法がないため、体外受精や顕微受精を考えた方が良いでしょう。
③頸管粘液が足りなくて精子が進めない
膣内に放出された精子は、頸管粘液(けいかんねんえき)の波に乗って泳ぎ子宮や卵管へ進んでいきます。
しかし頸管粘液の分泌量が少ないと精子が進みにくくなり受精の妨げになります。
《対処法》
排卵誘発剤のクロミフェンの副作用で頸管粘液の分泌が減る場合は、人工授精を行います。
④卵管が狭くて受精卵が通れない
卵管に癒着があり狭くなり、精子や卵子が通りにくくなっている状態を
卵管狭窄(らんかんきょうさく)といいます。
子宮内膜症やクラミジア感染症で起こるほか、先天的な卵管の形状異常の場合もあります。
《対処法》
卵管の状態は子宮卵管造影検査で確認します。
検査することで卵管の通りがよくなる場合もあります。
効果がない場合は体外受精の治療になります。
【復習問題】
🔶射精された精子はまずどこへ行くの?
A.卵管
B.子宮
C.子宮頸管
【答え】
⭐️C!
射精された精子は、子宮頸管を通り子宮内を通り抜けて、卵管へと向かいます。
テル先生からの一言☺️☝️
婦人科や不妊専門クリニックで卵管の状態や頸管粘液の検査など簡単にできるので
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