妊希情ブログ41🔬「トピックス✨最新の不妊治療法!2組が妊娠に成功」👩‍🔬

皆様いかがお過ごしでしょうか?

娠を望している全ての人へ、いち早く最新の報をお届けする

🌈「妊希情ブログ」🌈をいつもご覧頂きありがとうございます。


今回は「最新の不妊治療法」についてお話していきます。


意外と知らない、聞きづらい、今更聞けない「将来の妊娠に整理しておきたい正しい情報」についてわかりやすく解説していきます。

先日、NHK WEBニュースにて不妊に新たな治療法が成功したと報告されました。

内容

卵子の老化などで体外受精を繰り返しても成功しない場合、受精卵の周りをおおう「透明帯」と呼ばれるタンパク質の層を除去する治療法が有効で、すでに夫婦2組が妊娠に成功したことなどを、鳥取県内の不妊治療専門のクリニックが明らかにしました。  


透明帯とは

透明帯とは卵子を包む、透明な糖たんぱく質の層のことをいいます。


透明帯の役割

・卵巣内で卵子が発育していく過程に必要な栄養素を顆粒膜細胞から供給する
・受精時に精子が卵子内に侵入すると透明帯を構成するたんぱく質が変性し、硬くなること(透明帯反応)で多精子受精を防止する
・受精、分割した初期胚はそれぞれの結合が弱く、バラバラになりやすいため、ひとつひとつの細胞(割球)がバラバラにならないようにまとめる
・受精後着床の場である子宮まで移動する際に、卵管の壁への付着を防止する
などが挙げられます。

 

胚(受精卵)の外側を覆う透明帯

胚は順調に発育を進め、拡張胚盤胞になるにつれ透明帯は薄くなり、やがて破られ、胚が脱出します。これをハッチング(孵化 フカ)といいます。
透明帯は、年齢上昇による肥厚・硬化、凍結保存により硬化してしまうことが多く報告されており、これらは透明帯が破けずに胚が脱出できない大きな原因となってしまいます。
その場合、移植胚には胚の脱出を補助(アシスト)する補助孵化療法(アシステッドハッチング)が行われます。

アシステッドハッチングの方法には、レーザー光線で透明帯を削る方法(レーザー法)や微細な振動を起こす特殊な装置を用いて透明帯を削る方法(ピエゾ法)などがあります。
採卵した卵の中には透明帯が存在しない卵もまれに見られ、透明帯がない卵子の特別な培養方法も近年の学会で報告されています。


新たな治療方法を明らかにしたのは、鳥取県米子市の「ミオ・ファティリティ・クリニック」です。

クリニックでは、卵子の老化などで体外受精をくり返しても受精卵が正常に成長しない場合、「透明帯」と呼ばれる受精卵の周りを覆うタンパク質の層が細胞の分裂を邪魔していると考え、複数の夫婦から同意を得たうえで検証を行い、受精直後の69の受精卵から「透明帯」を取り除いたところ、36の受精卵が正常に成長したということです。

これを治療に用いた結果、10回以上体外受精を行っても受精卵が育たなかった30代後半の夫婦2組が妊娠に成功したほか、別の40代の夫婦2組の受精卵も正常に育ち、近く、子宮への移植が行われるということです。

クリニックの見尾保幸院長は「卵子の老化などで不妊治療を続けても、うまくいかず苦しんできた夫婦を救うことにつなげたい」と話しています。


専門家「受精卵が育たない患者にとって一助になる可能性」

不妊治療に詳しい日本産科婦人科学会の元理事長で、慶應義塾大学の吉村泰典名誉教授は「これまで透明帯は、受精卵が分裂していく際に、細胞を守るために必要と考えられてきた。これをすべてを除去する方法は非常に目新しく、受精卵が成長しない原因を詳細に観察してきた研究の成果だと言える。また受精卵の細胞自体を刺激していないため、悪影響はないと考えられる。卵子の老化などで体外受精をくり返しても受精卵が育たない患者にとって一助になる可能性が高い」と話しています。


🍀テル先生からの一言☺️☝️

従来の概念では、受精卵の周りを覆う透明帯は分割の際、細胞がバラバラにならないようまとめる働きがあると考えられてきました。しかし今回の新しい治療法は、透明帯が細胞分裂を邪魔していると考え、全ての透明帯を除去したところ、受精卵が正常に成長し、妊娠に成功しました。

医療は日進月歩で進んでおり、これからも皆様の一助になれるように最新の情報をお知らせしていきます。


<当院の思いとは>
一人でも多くの方の希望に、そしてそのお腹の中に命が授かり、元気な赤ちゃんをその腕で抱きしめてもらえるようお手伝いさせていただきます。

<選ばれる理由>
当院の不妊治療専門の鍼灸師や子宝カウンセラー、医薬品登録販売者は学会や研修会などに積極的に参加し最新の高度生殖医療、より専門的な不妊治療の知識を深め、日々の治療に活かしています。

<再現性のある治療を追求>

当院では最新の不妊治療の知識とEBM(科学的根拠にも基づく医療)に基づいた鍼灸治療と漢方治療を提供しております。また脳科学に基づいたメンタルヘルスを治療に導入しており、治療効果を高めております。

<鍼灸と漢方は治療効果を高める!>

当院で行っている不妊専門の治療は、EBM(科学的根拠にも基づく医療)に基づいた再現性のある鍼灸治療と漢方治療を提供しております。今までのデータを集約すると、「鍼灸治療だけ」の人よりも「鍼灸+漢方治療」の人の方が早い段階での体質改善につながり妊娠率が高まる結果が出てきております。特に遠方から来院される方や仕事などで忙しくて鍼灸治療に定期的に通えない方には、自宅で簡単にできる漢方治療をオススメしております。

 


2019年もたくさんの方の子宝相談や治療に携わることができ、心温まる声をいただいております。


 


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