皆様いかがお過ごしでしょうか?
妊娠を希望している全ての人へ、様々な情報を発信する
🌈「妊希情ブログ」🌈をいつも読んで頂きありがとうございます。
今回の内容は「排卵のトラブル」についてお話していきます。
意外と知らない、聞きづらい、今更聞けない
「将来の妊娠に整理しておきたい正しい情報」についてわかりやすく解説していきます。
複数の卵子の中から、最も大きくなった主席卵胞(※1つだけ)が
成熟すると、ホルモンの働きによって卵巣の皮を破って外へ飛び出す事を
排卵(はいらん)といいます。
排卵した卵子は、卵管采
(らんかんさい:卵管の先にあるイソギンチャクのような形のもの)に
キャッチされて卵管内へと運ばれていきます。
今回は、排卵で起こるトラブルについてご紹介します。
①うまく排卵できない
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は、複数の卵胞がある程度育っているのに排卵できず、超音波検査で卵巣内に多数の卵胞が詰まって見えるのが特徴です。
肥満や血糖値が高めに人に多いとされます。
《対処法》
飲み薬のクロミフェンやフェマーラ、注射のFSHなどの排卵誘発剤を使用し排卵を促します。
②排卵を邪魔するホルモンが出る
妊娠中や授乳中にたくさん分泌されるプロラクチンという
ホルモンにより、排卵が妨げられることがあります。
このホルモン値が高いことを、高プロラクチン血症といいます。
《対処法》
数値や状態により、プロラクチンを下げる薬で治療します。
③排卵してもキャッチされない
卵管采がうまく働かず、排卵した卵子を卵管に取り込めないこと
(キャッチされないこと)をピックアップ障害といいます。
クラミジアや子宮内膜症などが原因で、卵管采に癒着があり起こるケースもあります。
《対処法》
癒着は手術により取り除くことは可能ですが、それが不妊原因かどうかの判断は難しく、体外受精が有効とされます。
【復習問題】
排卵した卵子はまずどこへ行くの?
□ A.排卵すると先っぽに取り込まれると聞いたから、卵管!
□ B.赤ちゃんが育つ場所だからやっぱり、子宮!
□ C.精子がたくさんいるといえばここしかない、膣!
【答え】
☆A!
卵巣から排卵した卵子は卵管に取り込まれて、
同じく卵管に到達した精子と受精します。
ここで受精卵になり子宮へ移動して着床となるわけです。
テル先生からの一言😊❗️
ホルモンの乱れが排卵障害を引き起こします。
肥満や虚弱体質、ストレスが排卵に影響するので、要注意しましょう!
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