妊希情ブログ23🐣「排卵にまつわるお話」📈

皆様いかがお過ごしでしょうか?

妊娠を希望している全ての人へ、様々な情報を発信する

🌈「妊希情ブログ」🌈をいつも読んで頂きありがとうございます。

今回の内容は「排卵のトラブル」についてお話していきます。

意外と知らない、聞きづらい、今更聞けない

将来の妊娠に整理しておきたい正しい情報」についてわかりやすく解説していきます。


複数の卵子の中から、最も大きくなった主席卵胞(※1つだけ)

成熟すると、ホルモンの働きによって卵巣の皮を破って外へ飛び出す事を

排卵(はいらん)といいます。

排卵した卵子は、卵管采

(らんかんさい:卵管の先にあるイソギンチャクのような形のもの)に

キャッチされて卵管内へと運ばれていきます。


今回は、排卵で起こるトラブルについてご紹介します。

①うまく排卵できない

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は、複数の卵胞がある程度育っているのに排卵できず、超音波検査で卵巣内に多数の卵胞が詰まって見えるのが特徴です。

肥満や血糖値が高めに人に多いとされます。

《対処法》

飲み薬のクロミフェンやフェマーラ、注射のFSHなどの排卵誘発剤を使用し排卵を促します。

②排卵を邪魔するホルモンが出る

妊娠中や授乳中にたくさん分泌されるプロラクチンという

ホルモンにより、排卵が妨げられることがあります。

このホルモン値が高いことを、高プロラクチン血症といいます。

《対処法》

数値や状態により、プロラクチンを下げる薬で治療します。

③排卵してもキャッチされない

卵管采がうまく働かず、排卵した卵子を卵管に取り込めないこと

(キャッチされないこと)をピックアップ障害といいます。

クラミジアや子宮内膜症などが原因で、卵管采に癒着があり起こるケースもあります。

《対処法》

癒着は手術により取り除くことは可能ですが、それが不妊原因かどうかの判断は難しく、体外受精が有効とされます。


【復習問題】

排卵した卵子はまずどこへ行くの?

□    A.排卵すると先っぽに取り込まれると聞いたから、卵管!

□    B.赤ちゃんが育つ場所だからやっぱり、子宮!

□   C.精子がたくさんいるといえばここしかない、膣!

 

【答え】

A!

卵巣から排卵した卵子は卵管に取り込まれて、

同じく卵管に到達した精子と受精します。

ここで受精卵になり子宮へ移動して着床となるわけです。


テル先生からの一言😊❗️

ホルモンの乱れが排卵障害を引き起こします。
肥満や虚弱体質、ストレスが排卵に影響するので、要注意しましょう!


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