妊希情ブログ39🍰「妊活と食生活その②脂質」🍤🍗

皆様いかがお過ごしでしょうか?

娠を望している全ての人へ、いち早く最新の報をお届けする

🌈「妊希情ブログ」🌈をいつもご覧頂きありがとうございます。


今回は「妊活と食生活」についてお話していきます。


意外と知らない、聞きづらい、今更聞けない「将来の妊娠に整理しておきたい正しい情報」についてわかりやすく解説していきます。

当院では、初診の際時間をかけて、体の状態やメンタル、食生活、生活習慣などの問診を行います。特に食習慣については何が一番好きか、毎日3食食べているのか、偏食していなか、甘い物を食べるか、辛い物が好きか、油は何をとっているか、パンは食べるか、缶コーヒーは飲むか、お酒を飲むか、マーガリンは使うかなどなど、、、たくさんの質問を詳しく聞き取るようにしています。

なぜ?そこまで聞くんだろう!?と大半の方が思われます。

それは人間は口の中に入れるものによって、血液や細胞、体、体質が形成されるからです!

食べ物は体質を左右し、生殖系に影響してきます。生殖系に影響するという事は、妊娠の妨げ、不妊の一つの要因になることが、アメリカの膨大な調査結果より実証されているます。

「私は妊活に良い食べ物を摂ってきたけど、全く効果実感がない!」という方も、もう一度チャレンジしてもらいたいです!もしかしたら間違ったものを摂っているかもしれません。

本気で命を授かりたい!自分の手で我が子を抱きたい!と強く希望するのであれば、まずは食生活から見直してみませんか?


多くの夫婦が不妊治療を受けますが、医学的アプローチは完璧とはいえません。治療しても妊娠までたどり着けない場合も多くあり、高額な治療費も負担になってきます。最先端医療による不妊治療だけが妊娠への道ではないのです。

「不妊の根本的な原因が排卵、卵子の成熟である場合は特に、食生活、毎日の運動、その他長年のライフスタイル全般が影響を及ぼしている可能性が高い」と、アメリカの女性看護師を対象とした大規模疫学調査「Nurses’ Health Study(看護師健康調査)」で実証されました。


今回は食生活でかかせない🍪「脂質」🍩についてご紹介します。


看護師健康調査によると、トランス脂肪酸の摂取は排卵や妊娠の障害を高めることが分かっています。この人工的な副産物の摂取量を減らせば、妊娠するチャンスを高めることができ、同時に不飽和脂肪酸、とくにオメガ3脂肪酸を多く摂れば、さらに良い結果がもたらされます。

私たちが口にする食品に含まれる脂質は4種類あります。

  1. 飽和脂肪酸
  2. 一価不飽和脂肪酸
  3. 多価不飽和脂肪酸
  4. トランス脂肪酸

~トランス脂肪酸とは~

トランス脂肪酸は植物性の油がいたまないように、固形か半固形の安定した状態に加工する際に、化学変化によって生じる副産物です。この油脂は、妊娠の障害になり、心臓や動脈にも悪影響を及ぼします。

トランス脂肪酸は、マーガリンや販売用に作られたクッキー、クラッカー、ドーナツなど焼いた製品のショートニングに含まれるほか、レストランの揚げ物、特にファストフードでよく使用されています。またLDL(悪玉コレステロール)を増加させ、炎症を誘発し、血管内で血塊を増やします。


アメリカではトランス脂肪酸を原則禁止!


・2015年、「米食品医療局(FDA)」は人工的なトランス脂肪酸について、心臓発作との関連など健康への害があると判断。

FDAは2015年から「トランス脂肪酸を安全ではない」と判断していました。そしてすべての企業に対し、この成分の使用をやめるよう指示を出していたのです。

・2018年6月18日からは、アメリカでトランス脂肪酸を食品添加することは原則禁止に。

トランス脂肪酸はジャンクフードに欠かせない成分として、これまで100年以上にわたって使用されてきました。かつては広く使われていたこの成分ですが、このたびの「米食品医薬品局(FDA)」の禁止により、米国時間2018年6月18日より、レストランや食料品店から姿を消すことになったのです。

FDAが禁止したトランス脂肪酸は、植物油に水素を添加することで化学的に作られたものです(食品の原材料表示に記載してある、「部分水素添加油脂」という名前がトランス脂肪酸です)。トランス脂肪酸は、加工食品の賞味期限を伸ばす役割も担っています。また、レストランがこれを揚げ油として使いたがるのは、他の油と比べて頻繁に変える必要がないと言われているためです。 


妊孕性 にんようせい(妊娠しやすい体質)を高めるためには、トランス脂肪酸の摂取をさけて、食事に不飽和脂肪酸、特にオメガ3脂肪酸を加えることで妊娠しやすくなるだけではなく、子供の精神的な安定と行動の発達にも良い影響を与えることが分かってきてます。

イギリスでの研究で、妊娠中にオメガ3脂肪酸を豊富に含む海産物をとる女性から産まれた子供は、産まれてから最初の4年間の運動、社交性、コミュニケーションスキルに長けていたことが分かりました。

~オメガ3脂肪酸を豊富に含む食べ物~

魚、特に鮭やイワシ、マグロなどの冷水魚に多く含まれます。またクルミやフラックスシード、フラックスシードオイル(亜麻二油)、シソ、エゴマ、水素添加されてない大豆油やキャノーラ油にも豊富に含まれています。毎日食べることを心がけましょう!


まとめ 脂質の種類と原料

体に良いもの

  • 一価不飽和脂肪酸

オリーブ、オリーブオイル、キャノーラ、ピーナツ、ナッツ油(ヘーゼルナッツ、アーモンド、カシューナッツ)、アボカド、ゴマ、カボチャなど

  • 多価不飽和脂肪酸

植物油、特にコーン油、大豆油、サフランオイル、クルミ、マグロ、鮭、ニシン

摂取を減らしたいもの

  • 飽和脂肪酸

赤身の肉、無調整牛乳やクリーム、バター、アイスクリーム、ココナツおよびココナツを使った製品、ヤシ油

摂取を避けたいもの

  • トランス脂肪酸

マーガリン、ショートニング、ほとんど焼いた食品、ファーストフードなど

 


🍀テル先生からの一言☺️☝️

トランス脂肪酸の摂取をやめて、体に良い一価不飽和脂肪酸と多価不飽和脂肪酸を摂取するよう、特にオメガ3脂肪酸を選び健康的に体質改善していきましょう!


<当院の思いとは>
一人でも多くの方の希望に、そしてそのお腹の中に命が授かり、元気な赤ちゃんをその腕で抱きしめてもらえるようお手伝いさせていただきます。

<選ばれる理由>
当院の不妊治療専門の鍼灸師や子宝カウンセラー、医薬品登録販売者は学会や研修会などに積極的に参加し最新の高度生殖医療、より専門的な不妊治療の知識を深め、日々の治療に活かしています。

<再現性のある治療を追求>

当院では最新の不妊治療の知識とEBM(科学的根拠にも基づく医療)に基づいた鍼灸治療と漢方治療を提供しております。また脳科学に基づいたメンタルヘルスを治療に導入しており、治療効果を高めております。

<鍼灸と漢方は治療効果を高める!>

当院で行っている不妊専門の治療は、EBM(科学的根拠にも基づく医療)に基づいた再現性のある鍼灸治療と漢方治療を提供しております。今までのデータを集約すると、「鍼灸治療だけ」の人よりも「鍼灸+漢方治療」の人の方が早い段階での体質改善につながり妊娠率が高まる結果が出てきております。特に遠方から来院される方や仕事などで忙しくて鍼灸治療に定期的に通えない方には、自宅で簡単にできる漢方治療をオススメしております。

 


2019年もたくさんの方の子宝相談や治療に携わることができ、心温まる声をいただいております。


 


🍀鍼薬健美堂(薬店)からのお知らせ💊
当店では、不妊治療に特化した新しい漢方薬を取り扱うようになりました
ART(高度生殖医療)を行う、日本最高峰の不妊治療専門クリニック
(英ウィメンズクリニック)🏥で推奨され、エビデンス(科学的根拠)などの調査を行なった効果的な漢方薬を提供致します

詳しい内容については、治療の際お気軽にお申し出下さい。
先日、英ウィメンズクリニックでの院内見学&研修会に参加してきました。

詳細はこちらをご覧下さい。


最後まで読んで頂きありがとうございます。

初めて不妊治療を希望される方は

子宝カルテをダウンロード!

🌈Instagram始めました🌈

🍀妊活ブログもオススメ🍀

🐥子宝研修会の模様🤰

💊天然葉酸と人工葉酸の見分け方🍀

👩‍⚕️学会レポート🔬

📈不妊予防フォーラム📊

🔬統合医療生殖学会レポート📝

👪子宝優秀賞2019⛩

📊生殖医療の研修会🔬👩‍⚕️

よろしければご笑覧ください