妊希情ブログ40🍖「妊活と食生活その③タンパク質」🥜

皆様いかがお過ごしでしょうか?

娠を望している全ての人へ、いち早く最新の報をお届けする

🌈「妊希情ブログ」🌈をいつもご覧頂きありがとうございます。


今回は「妊活と食生活」についてお話していきます。


意外と知らない、聞きづらい、今更聞けない「将来の妊娠に整理しておきたい正しい情報」についてわかりやすく解説していきます。

当院では、初診の際時間をかけて、体の状態やメンタル、食生活、生活習慣などの問診を行います。特に食習慣については何が一番好きか、毎日3食食べているのか、偏食していなか、甘い物を食べるか、辛い物が好きか、油は何をとっているか、パンは食べるか、缶コーヒーは飲むか、お酒を飲むか、マーガリンは使うかなどなど、、、たくさんの質問を詳しく聞き取るようにしています。

なぜ?そこまで聞くんだろう!?と大半の方が思われます。

それは人間は口の中に入れるものによって、血液や細胞、体、体質が形成されるからです!

食べ物は体質を左右し、生殖系に影響してきます。生殖系に影響するという事は、妊娠の妨げ、不妊の一つの要因になることが、アメリカの膨大な調査結果より実証されているます。

「私は妊活に良い食べ物を摂ってきたけど、全く効果実感がない!」という方も、もう一度チャレンジしてもらいたいです!もしかしたら間違ったものを摂っているかもしれません。

本気で命を授かりたい!自分の手で我が子を抱きたい!と強く希望するのであれば、まずは食生活から見直してみませんか?


多くの夫婦が不妊治療を受けますが、医学的アプローチは完璧とはいえません。治療しても妊娠までたどり着けない場合も多くあり、高額な治療費も負担になってきます。最先端医療による不妊治療だけが妊娠への道ではないのです。

「不妊の根本的な原因が排卵、卵子の成熟である場合は特に、食生活、毎日の運動、その他長年のライフスタイル全般が影響を及ぼしている可能性が高い」と、アメリカの女性看護師を対象とした大規模疫学調査「Nurses’ Health Study(看護師健康調査)」で実証されました。


今回は食生活でかかせない🥜「タンパク質」🍗についてご紹介します。


~タンパク質の働き~

タンパク質は体を構成する材料だけではなく、食後の満腹感に影響を与え、インスリン成長ホルモンの値に影響を及ぼします。また、動物性タンパク質(肉)は、植物性タンパク質(豆類、ナッツ類、種子、穀物)に比べ、体に対して異なる影響を及ばすことがわかっています。そしてこれらの影響は、長期的な健康および妊娠にも関係があるのです。

肌と髪もタンパク質から作られています。酸素を体内の細胞まで運ぶヘモグロビンや感染症から守る免疫グロブリン、代謝を促進する酵素なども全てタンパク質からできています。水分を除けば、体の約75%がタンパク質からできているのです。摂取されたタンパク質は全て分解されてアミノ酸になり、体の一部となります。


~タンパク質はどれぐらい摂取すればいいの?~

人間は体重約9kgあたり7gのタンパク質を摂れば、体を維持できることがわかっています。

例えば

体重63kgの人なら

⇒63÷9=7  7×7g=49gのタンパク質が必要

 

体重90kgの人なら

⇒90÷9=10 10×7g=70gのタンパク質が必要

 


~タンパク質と不妊症~

看護師健康調査によると

1. 高タンパク質を摂取したグループは、低タンパク質を摂取したグループに比べ、排卵障害による不妊症リスクが41%高いことがわかりました。

2. 動物性タンパク質を多く摂る女性は、少ないグループの女性よりも、排卵障害による不妊症リスクが39%高くなり、植物性タンパク質を多く摂るグループは、少ないグループよりも不妊症リスクが低いことがわかりました。


~具体的な食べ物~

・1日の食事のうち1食分を赤身の肉や鶏肉にすると、排卵障害による不妊症リスクが3分の1増加する

・卵や魚を、1日のうち1食分摂っても、排卵障害による不妊症には影響ない

・大豆などの豆類、豆腐、ピーナツ、その他のナッツ類を1日1食分摂取すると、不妊に対して予防効果がある


~タンパク質と炭水化物の摂取量の割合からわかる調査~

・炭水化物を減らして動物性タンパク質を増やすと、排卵性不妊のリスクが増加

→25gの動物性タンパク質を摂り、代わりに25gの炭水化物を減らす、不妊リスクが20%増加します。

・炭水化物を減らして植物性タンパク質を増やすと、排卵不妊リスクが減少

→25gの植物性タンパク質を摂り、25gの炭水化物を減らすと、不妊リスクが43%も減少する。

・動物性タンパク質の代わりに植物性タンパク質を摂ると、より効果的

→25gの動物性タンパク質をやめて、代わりに植物性タンパク質を25g食べると、不妊リスクが50%減少します。


これらの結果から、排卵障害による不妊を予防するには、植物性タンパク質を多くとり、動物性タンパク質を減らすことが重要だと調査により明らかになりました。

 


~魚介に含まれるタンパク質を摂る場合の注意点~

魚、えび、その他の魚介類は健康な体を維持するため、また妊娠するため、さらには赤ちゃんを育てるのに必要なタンパク質の供給源です。

妊娠を希望している方や妊娠中、授乳中の方は、水銀が多く含まれている、オオサワラやアマダイ、サメ、メカジキなどの摂取は避けましょう。

鮭やマスなどの低水銀で、オメガ3脂肪酸も多く含むタンパク質を摂取しましょう。

 


🍀テル先生からの一言☺️☝️

動物性タンパク質(牛肉、鶏肉、豚肉)より植物性タンパク質(ピーナツ、クルミ、アーモンド、ピスタチオ)を多く摂取して、健康的に体質改善していきましょう!


<当院の思いとは>
一人でも多くの方の希望に、そしてそのお腹の中に命が授かり、元気な赤ちゃんをその腕で抱きしめてもらえるようお手伝いさせていただきます。

<選ばれる理由>
当院の不妊治療専門の鍼灸師や子宝カウンセラー、医薬品登録販売者は学会や研修会などに積極的に参加し最新の高度生殖医療、より専門的な不妊治療の知識を深め、日々の治療に活かしています。

<再現性のある治療を追求>

当院では最新の不妊治療の知識とEBM(科学的根拠にも基づく医療)に基づいた鍼灸治療と漢方治療を提供しております。また脳科学に基づいたメンタルヘルスを治療に導入しており、治療効果を高めております。

<鍼灸と漢方は治療効果を高める!>

当院で行っている不妊専門の治療は、EBM(科学的根拠にも基づく医療)に基づいた再現性のある鍼灸治療と漢方治療を提供しております。今までのデータを集約すると、「鍼灸治療だけ」の人よりも「鍼灸+漢方治療」の人の方が早い段階での体質改善につながり妊娠率が高まる結果が出てきております。特に遠方から来院される方や仕事などで忙しくて鍼灸治療に定期的に通えない方には、自宅で簡単にできる漢方治療をオススメしております。

 


2019年もたくさんの方の子宝相談や治療に携わることができ、心温まる声をいただいております。


 


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当店では、不妊治療に特化した新しい漢方薬を取り扱うようになりました
ART(高度生殖医療)を行う、日本最高峰の不妊治療専門クリニック
(英ウィメンズクリニック)🏥で推奨され、エビデンス(科学的根拠)などの調査を行なった効果的な漢方薬を提供致します

詳しい内容については、治療の際お気軽にお申し出下さい。
先日、英ウィメンズクリニックでの院内見学&研修会に参加してきました。

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最後まで読んで頂きありがとうございます。

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