妊希情ブログ48🧑🏼‍⚕️「当院の不妊治療のすすめ~最低、やってほしい検査~」👩‍🍼

皆様いかがお過ごしでしょうか?

娠を望している全ての人へ、いち早く最新の報をお届けする

🌈「妊希情ブログ」🌈をいつもご覧頂きありがとうございます。


今回は「婦人科でやってほしい検査」についてお話していきます。


意外と知らない、聞きづらい、今更聞けない「将来の妊娠に整理しておきたい正しい情報」についてわかりやすく解説していきます。

当院では、初診の際時間をかけて、体の状態やメンタル、食生活、生活習慣などの問診を行います。まず最初にお聞きする項目が、「①婦人科には通われていますか?」「②通院されているクリニックではどのような治療をされていますか?」「③どのような検査をされましたか?」「④処方されている薬等ございますか?」「⑤基礎体温などつけられていますか?」「⑥流産経験などございますか?」「⑦本日は生理何日目になりますか?」など、、、たくさんの質問を詳しく聞き取るようにしています。

なぜ?そこまで聞くんだろう!?と大半の方が思われます。

それは患者様のお話の中に、本人が気づいていない病態や考えられる病態などが隠れている可能性があるからです!

お話を聞きだすことで、患者様の現在の不妊治療への理解度や病態把握、子供を本気で授かりたい思いなどを把握することができ、最適な治療プランを立てることができます。

だからといって、不妊治療について勉強してくる必要はありません。誰でも皆さん最初は全くわからないですし、むしろ情報を知りすぎてどうしていいのかわからない方もいらっしゃるので、当院ではその方にあった最適な不妊治療の情報を提供しているのでご安心ください。


現代は簡単にインターネットやSNSなどで情報を得ることができますが、あまりにもはまり込んでしまうと情報に振り回されるだけではなく、同時に自分自身の心(感情)も振り回されます。何か妊活にいい情報はないのか、毎日毎日検索するたびに頭はパンパンになり、感情が揺さぶられ、脳にも心にも余裕という隙間がなくなります。

当院では、遠慮せずすべてを吐き出す!心と体を開放すること!緊張の糸を緩める!隙間作りを心がけています。

 

ご来院される患者様も様々で、通院されている婦人科、不妊クリニックも様々です。ほとんどのクリニックでは行われている検査なんですが、内診のみでたまに何も検査をされないクリニックもございます。

妊活は時間に限りがありますので、なるべく早く最適な治療が欠かせません。治療するには検査が必要です!

今回は婦人科で必ずやってほしい基本の検査をご紹介します!


《基本の婦人科検査》

【1.一般血液検査】

→内科などの病気がないかどうかを調べます。月経周期は関係なしでいつでも検査できます。


【2.ホルモン検査】

FSH(卵胞刺激ホルモン)やLH(黄体化ホルモン)、E2(卵胞ホルモン)、PRL(乳汁分泌ホルモン)、P4(黄体ホルモン)などを、低温期、排卵期、高温期にそれぞれ測定します。

1) 月経3日目に必ず婦人科の受診をオススメします!!

理由として、低温期初期は、FSH、LH、PRLなどの値を正確に調べることができるからです!一般的にこの時期は、FSH、LHともに『10 mIU/ml未満』、E2が『50 pg/ml』前後が理想的な値です。

2) 月経14日目の検査

排卵期は、LH、E2の値を調べることができます。

3) 月経21日目の検査

高温期は、P4の値を調べることができます。


【3.超音波検査】

経腟超音波で、子宮や卵巣、卵巣内の卵胞の発育、子宮筋腫や卵巣嚢腫などの有無、排卵日の予測、排卵確認、子宮内膜の測定などを観察します。ホルモン検査と同様に、月経周期によって調べる内容が異なります。


【4.子宮卵管造影検査】

子宮内にカテーテルという細い管を挿入し、造影剤を注入してX線で子宮の形状、卵管の左右の通過性、癒着やポリープの有無などを観察します。卵管に閉鎖やつまり、癒着があると、痛みを伴う場合もありますが、造影剤を卵管に流し込むことで卵管が広がり、癒着が改善される場合もあります。そのため検査後に卵管が通り、妊娠しやすくなる場合もあります。この検査は月経終了後の卵胞が成長する卵胞期に行います。

卵管の通過性を確認する検査で、簡易的な『通水・通気検査』などもあります。


【5.フーナーテスト】

排卵日前の子宮頚管粘液(おりもの)が出ている時に性交渉を行い、4~12時間以内に粘液を採って、精子の状態を顕微鏡で観察します。その日の体調によって検査結果に変化があるので、3回ほど検査を受けると良いでしょう。

3回とも精子が不良の場合は、抗精子抗体(女性の体内に精子が入ったときの免疫反応で精子を攻撃する物質)の検査をして、陰性の場合は人工授精へ進むことをお勧めします。また陽性の場合は、早めに高度不妊治療(体外受精・顕微授精)へステップアップを考えるれると良いでしょう。


【6.クラミジア検査】

クラミジアは性感染症を起こす細菌。検査は採血と内診で、現在クラミジアに感染しているだけでなく、過去の感染についても調べられます。クラミジアにより子宮頚管や卵管に炎症が起きると、卵管のつまりや子宮外妊娠、流産の原因になることもあります。


【7.精液検査】

3~5日ほど禁欲し、マスターベーションにより専用の容器に精液採取後、できれば4時間以内に医療機関へ持ち込みます。顕微鏡で精液の量、精子の数、運動率、奇形率、直進運動性などを検査します。採精室がある医療機関では、初診の日に採取し、精液検査をするところもあります。


【8.AMH検査】

卵巣にどのくらい卵子が残っているかを血液検査で調べる方法が、AMH(抗ミューラー管ホルモン)検査です。年齢と共に卵子(原子卵胞)の数は減少していきます。初経時には卵子の数は30万個に、その後は排卵が開始すると卵子は1日約30個ずつ減っていき、1ヶ月で約1000個ずつ減っていきます。

毎月1000個も卵子が失われていくというのに、実際に排卵する卵子は、毎月たった1個だけです。一生でも400個しか排卵にいたりません。つまり、卵子の99.9%は使われずに失われてしまうのです。

AMHの検査は不妊治療専門クリニックでは、一般的に行われ、その人に今後どのようにな治療をするか判断する目安となっています。もしAMHが極端に低い場合は、妊娠を急ぐ必要があります。また「最近月経周期が短い」「月経不順で出血量が少ない」という場合も、卵子が減少しているサインかもしれません。そうした人にもAMH検査をお勧めします。

臨床の現場でよく遭遇するのが、「まだあなたは若いからAMHの検査は必要ない」と言われ、検査をしてくれないクリニックもあるようです。見た目や年齢、内診の状態だけでは、卵子の状態までは推測が困難です。当院では必ずAMH検査をするよう強くお願いしております。

AMHの検査は、月経周期を問わずいつでも簡単にできる検査なのでかかりつけのクリニックにお願いしましょう!費用はクリニックによって異なりますが、自由診療で5000円~1万円程度です。

 


検査は基本的にいつからスタートしてもいいのですが、効率よく治療を進めていくには、月経3日目に来院すると、月経周期に合わせた検査スケジュールが立てやすいです。すべての検査が終えるには1~2ヶ月ほどかかりますが、検査は治療を受けながらでもできます。

不妊治療のスタートは、上記の8つの検査が最低限必要です!

再度繰り返ししますが、上記8つの検査を必ず行いましょう!これらの検査をすべて行うことで、無駄な時間を使わず、効率よく不妊の原因をある程度突き止めることができ、それに合った治療を最短ですすめることができます!


【まとめ】

①※月経3日目に婦人科を受診する

②ホルモン検査をする(FSH、LH、PRL、E2、P4

③超音波検査

④卵管造影検査

⑤フーナーテスト

⑥クラミジア検査

⑦精液検査

⑧一般血液検査

⑨※AMH検査を必ず行う!

 

 


🍀テル先生からの一言☺️☝️

このブログを読んで、「あれ?こんな検査したことない!」「まだ婦人科に通ったことがない」「これから妊活を始めようと思っている」「最短で子供が授かりたい」「当院の鍼灸・漢方治療を検討している」など思われた方は、是非まずはお近くの婦人科・不妊専門クリニックで上記の基本の検査を受けてみましょう!当院で一番知りたいのは、現在の貴方の基本的な体の状態です。ホルモン値や卵管のつまり、精子の状態、AMH値などの情報を知ることで、より最適な再現性のある鍼灸・漢方治療を効率よく行うことができます。まずは検査から妊活のはじめの一歩をスタートさせましょう!

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<当院の思いとは>
一人でも多くの方の希望に、そしてそのお腹の中に命が授かり、元気な赤ちゃんをその腕で抱きしめてもらえるようお手伝いさせていただきます。

<選ばれる理由>
当院の不妊治療専門の鍼灸師や子宝カウンセラー、医薬品登録販売者は学会や研修会などに積極的に参加し最新の高度生殖医療、より専門的な不妊治療の知識を深め、日々の治療に活かしています。

<再現性のある治療を追求>

当院では最新の不妊治療の知識とEBM(科学的根拠にも基づく医療)に基づいた鍼灸治療と漢方治療を提供しております。また脳科学に基づいたメンタルヘルスを治療に導入しており、治療効果を高めております。

<鍼灸と漢方は治療効果を高める!>

当院で行っている不妊専門の治療は、EBM(科学的根拠にも基づく医療)に基づいた再現性のある鍼灸治療と漢方治療を提供しております。今までのデータを集約すると、「鍼灸治療だけ」の人よりも「鍼灸+漢方治療」の人の方が早い段階での体質改善につながり妊娠率が高まる結果が出てきております。特に遠方から来院される方や仕事などで忙しくて鍼灸治療に定期的に通えない方には、自宅で簡単にできる漢方治療をオススメしております。

 


2019年・2020年もたくさんの方の子宝相談や治療に携わることができ、心温まる声をいただいております。


 


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当店では、不妊治療に特化した新しい漢方薬を取り扱うようになりました
ART(高度生殖医療)を行う、日本最高峰の不妊治療専門クリニック
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最後まで読んで頂きありがとうございます。

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